ミハエル・シューマッハとブルーノ・セナは、F1スペインGPでの接触についてお互いが相手に責任があると非難した。ミハエル・シューマッハとブルーノ・セナは、ターン1で接触し、両者ともにリタイア。ミハエル・シューマッハは新品タイヤ、ブルーノ・セナはまだ一回目のピットストップを終えていていない状況だった。
ミハエル・シューマッハは、ブルーノ・セナのディフェンシブなドライビングが接触を引き起こしたと考えている。「ビデオを見るまで1分かかったよ。上空からの映像を見れば、彼はイン側のポジションを守るために右側に動いたのがわかると思う。でも、ブレーキングの段階で彼は僕の目の前で左側に動いた」とミハエル・シューマッハはコメント。「そのあと僕は再びインサイドに避けようと試みたけど遅すぎた。ブレーキング段階でのことだからね。とてもフラストレーションを感じている。かなりイライラしているよ」「去年のブラジルですでに彼は変な動きをしていたし、一周前にグロージャンとも絡んでいた。何が起こっていたかは正確にはわからないけどね」「スチュワードがビデオ映像を理解して、それを十分にはっきりさせてくれることを願っている」だが、ブルーノ・セナは、自分は何も間違ったことはしてないとし、ミハエル・シューマッハが自分を非難すべきだと述べた。「もちろん、彼は自分のミスだとは言わないだろう。でも、結局のところ、彼は僕よりもずっと新しいタイヤを履いていたし、僕のラバーはとても使い古されていた。僕たちのターン1でのブレーキングポイントは不規則だった」「すでにグロージャンのブレーキングがとても遅いのを見ていたし、ターン1で僕に当たってきた。ミハエルに同じことをして欲しくはなかった」「ブレーキをかけにいったとき、彼はクロスしようとして、僕に接触いたんだと思う。何かできることはある?」関連:F1スペインGP 結果:パストール・マルドナドがF1初優勝!