F1初開催となるF1サウジアラビアGPでは、サウジアラビアの国旗カラーに塗装されたアストンマーティンのセーフティカーが登場する。今季からF1にセーフティカーを提供するアストンマーティンは、F1チームのマシンと同様に印象的なアストンマーティンのブリティッシュ・レーシング・グリーンが採用されている。
しかし、F1サウジアラビアGPでは、セーフティカー(ヴァンテージ)およびメディカルカー(DBX)は、サウジアラビアの国旗カラーのグリーンと白い文字に置き換えられる。最終戦F1アブダビGPでは元のカラーリングに戻される。F1セーフティカーは、メルセデスの赤とシルバーのカラーリングまたはアストンマーティンのグリーンのカラーリングを除いて、他の色になったことはない。他の唯一の変更は、2020年のF1のキャンペーンの一環としての「WeraceasOne」のレインボーカラーリングだけだ。皮肉なことに、サウジアラビアの国旗カラーのグリーンに塗られたセーフティカーは、アストンマーティンのF1マシンおよびセーフティカーよりもポップな印象を与える。今季、濃いグリーンを纏ったアストンマーティン AMR21はテレビで他のマシン、特にブラックのメルセデスF1と見間違われることがあり、2022年はテレビ映えのするポップなグリーンへの変更が検討されている。