パストール・マルドナドが、2011年のザウバーのレースシートについて交渉中であることをニコラス・トッドが示唆している。ベネスエラ人のGP2ドライバーであるパストール・マルドナドは、今年はじめペドロ・デ・ラ・ロサとともにザウバーのシート獲得が噂されていた。最近では、パストール・マルドナドのメインスポンサーであるPDVSAが、F1グリッドへの進出をプッシュしていることが明らかになっている。
パストール・マルドナドは、フェリペ・マッサのマネージャーも務めるニコラス・トッドがマネジメントしており、2010年はステファンGPと契約間近とされていた。「詳細は話すつもりはないが、もちろん両方のドライバーの来年についていくつかのチームと話をしている」ニコラス・トッドの言うもう一人のドライバーは、フェラーリの育成プログラムに参加するジュール・ビアンキのこと。ジュール・ビアンキは、ハンガリーでのGP2レースで脊椎骨折し、現在、回復を目指している。しかし、ニコラス・トッドは、ジュール・ビアンキが2011年のF1グリッドに並ぶ可能性があると語る。「ジュールはまだ若いし、オープンホイールに乗ってまだ2年だ。非常に短いが、彼には大きな才能があるし、来年F1のチャンスがあるなら、それを掴み取らなければならない」また、ニコラス・トッドは、彼のGP2チーム「ART」と既存F1チームの合併についての噂について「まだ時期尚早だし、言うのは難しい」と述べた。
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