ザウバーは、F1カナダGP初日のフリー走行で、ペドロ・デ・ラ・ロサが15番手、小林可夢偉が16番手だった。小林可夢偉 (16番手)「午前から午後にかけて路面の状況が少しはよくはなってきましたが、グリップ不足が一番大きな課題です。タイヤはオプションとプライムどちらのコンパウンドともすぐにタレてしまいました。今日の2回のセッションはともに厳しいものでしたが、これから明日までの時間をうまく使って改善したいと思います」
ペドロ・デ・ラ・ロサ (15番手)「難しい一日だった。非常にスリッパリーなトラックでマシンの良いバランスを見つけ出そうとしたけど、簡単ではなかった。でも、タイヤコンパウンドははっきりと理解していると思うし、今夜データを分析してクルマを改善できると思う」ジェームス・キー:テクニカル・ディレクター「今朝走り始めのコンディションは非常に難しいものだったが、これはミディアムダウンフォースの仕様で走っていることもあるだろう。まず始めに可夢偉は今回初めてここを走るのでコースを学ぶ一方、ペドロにもまずはダウンフォースレベルが低いクルマのフィーリングを確かめてもらった。ある程度の状態までくると、クルマの状態としては悪くはない。ただ、現時点ではグリップ不足が顕著で、これからどのようにしてクルマが持つグリップを最大限引き出すことができるのかを空力的なセッティングだけでなくメカニカル的にも検証したい。とくに1周のパフォーマンスをどれだけ上げられるか確かめたい。レースペースは問題はないが、タイヤの摩耗状況などもみなければいけないのでやるべき事はまだある」関連:・F1カナダGP フリー走行1回目:ジェンソン・バトンがトップタイム・F1カナダGP フリー走行2回目:セバスチャン・ベッテルがトップタイム
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