ザウバーは、F1スペインGP予選で、小林可夢偉が10番手、ペドロ・デ・ラ・ロサが12番手だった。小林可夢偉 (10番手)「今日朝のセッションを走り始めた時点で、僕のペースなら予選第3セッションにいけると感じていました。チームは、今日の予選はもちろんですが、3週間のインターバルの間に素晴らしい仕事をしてくれたと思います。クルマの開発の方向性を変えたおかげで、今年2度目となる予選第3セッション進出ができました。クルマのパフォーマンスはかなりよくなっています。空力はアップデートされていますし、エンジンも信頼性を高...
ペドロ・デ・ラ・ロサ (12番手)「満足はしていない。Q2では6番手だったし、明らかにQ3に進出できた。何が悪かったかはあまり理解していない。ここでは少しアンダーステアだったし、ターン2の出口でスライドしていた。でも、僕たちが中国GPから大きな進歩を遂げたのはポジティブなことだし、僕たちは競争力をつけている」ペーター・ザウバー:チーム代表「競争は止まる事がないので、予選結果を改善してより前のスターティンググリッドを手にするためには、一歩前進するだけでなく、二歩進む改善が必要だった。今日の結果を大変誇りに思う。チームの全員に感謝したい」ジェームス・キー:テクニカルディレクター「チームにとっては素晴らしい予選結果となった。なによりふたりのドライバーが本来の速さを発揮できたことは大きな励みとなる。予選前はどこまでいけるか分からなかったが、第1セッションの時点でかなりチャンスがあると感じていたが、それは第2セッションの結果が証明している。ペドロは第3セッションにほんのわずかな差で届かなかったが、可夢偉は素晴らしいシングルラップを決めて第3セッションへ進んだ。第3セッションまでにすでに新品タイヤを使い切っていたが、とにかく走る事にした。ドライバーふたりが最高のパフォーマンスを見せてくれたし、チームにとっても待望の結果だ。アップデートも効果を見せているし、今回のステップアップに自信を持って、この先も止まる事なく進んでいきたい」関連:F1スペインGP 予選:マーク・ウェバーがポールポジション