ザウバーは、スパルコ(Sparco)とパートナーシップ契約を結んだことを発表した。イタリアに本社を置くスパルコはモータースポーツ関連用品を開発販売する企業。スパルコは、公式パートナーとしてザウバーのドライバーとピットクルーにレーシングギアを供給。2019年にザウバーのドライバーを務めるキミ・ライコネンとアントニオ・ジョヴィナッツィはスパルコ製のレーシングスーツを着用することになる。
また、ザウバーの2019年F1マシン『C39』にはスパルコ製のシートベルトが搭載され、マシンのサイドポッドにはスパルコのロゴが入れられる。ザウバーのチームプリンシパルを務めるフレデリック・バスールは「新たな公式パートナーとしてスパルコとのパートナーシップを発表できることを嬉しく思う」とコメント。「スパルコは、何十年にもわたってモータースポーツのエキップメントやアクセサリーの設計と製造における基準を定めてきた。我々のドライバーとピットクルーに彼らのプロダクトが供給されることで、チームがチャンピオンシップで野心的な結果のために戦うときに安全性と快適さに関して最も高い要求を満たすアイテムを確実に与えられる。我々はそのコラボレーションを楽しみにしている」スパルコのCEOを務めるクラウディオ・パストリスは「私が代表を務める企にとって、モータースポーツでの経験、そして、40年以上にわたってF1で最も競争力のあるチームとドライバーにサービス供給という2つの重要な資産に基づくこの新しいパートナーシップを誇りに思っている」とコメント。「また、アルファロメオおよびFCAグループとの長期的な関係は、同ブランドの最高性能の自動車のためのOEMのシートおよびアクセサリーの製造において我々を最前線に立たせてくれている。新しいシングルシーターの開発で安全性に貢献し、キミ・ライコネンとアントニオ・ジョビナッツィのような2人の素晴らしいレーシングドライバーに用具を供給できることは、我々たちにとって名誉であり、大きな責任だ」