ザウバーのチーム代表フレデリック・バスールは、2019年のキミ・ライコネンの加入は、ザウバーとフェラーリとの契約とは無関係だと語る。アルファロメオとのタイトルスポンサー契約を通してフェラーリから支援を受けるザウバーは、ミッドフィールドの厳しい戦いのなかで着実に改善を果たしている。
今年、ザウバーはフェラーリの育成ドライバーであるシャルル・ルクレールを乗せており、2019年には同じフェラーリドライバーのアンドニオ・ジョビナッツィがそのシートを引き継ぐと噂されている。今シーズン限りでフェラーリを離れるキミ・ライコネンも、フェラーリとの関連によってザウバーに加入したのかと質問されたフレデリック・バスールは「いいや、それとは関係ないことだ」と Neue Zurcher Zeitung にコメント。「キミはフェラーリと一緒ではないと気付いたとき、彼はすでに我々との関係を見据えていた」「電話があり、そのあと我々は会った。私と同じようにキミも前置きは好きではない。非常に早い取引だった。4日足らずだった」フレデリック・バスールは、アントニオ・ジョビナッツィとマーカス・エリクソンがもうひとつのコックピットのリストの上位にいることを認めた。「その通りだ。ショートリストだ」とフレデリック・バスールは微笑んだ。「我々はキミの加入で忙しかったが、今週、2人目のドライバーに対処していくつもりだ」フレデリック・バスールは、ザウバーでキミ・ライコネンはフェラーリで達成してきた結果に匹敵するのに苦労するだろうが、チームは急速に改善していると語る。「去年のシンガポールで我々は5秒遅れだった。今は2秒だけだ。それはこのスポーツでは大きな飛躍だ」「我々にとっての鍵はアルファロメオだった。彼らがいなければ、ライコネンやフェラーリのテクニカルディレクターだったシモーネ・レスタを獲得することはできなかっただろう。それはプライベートチームから自動車メーカーと関連したチームへのステップだった」
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