ザウバーは、新タイトルスポンサーのアルファロメオのブランドカラーを特徴とする2018年F1マシンのカラーリングコンセプトを発表した。アルファロメオ・ザウバーは、2日(土)にイタリア・ミラノ近郊で記者会見を開催。2018年のF1ドライバーとしてマーカス・エリクソンとシャルル・ルクレール、サードドライバーとしてアントニオ・ジョヴィナッツィを起用することを発表した。
その後、アルファロメオのロゴがエンジンカバーに大きく入った赤と白のカラーリングが施されたショーカーが公開された。アルファロメオは、2018年からザウバーと技術的および商業的なパートナーシップを締結。タイトルスポンサーとして2018年からアルファロメオ ザウバーF1チーム(Alfa Romeo Sauber F1 Team)としてF1に参戦する。ザウバーは、アルファロメオとの契約により、フェラーリと緊密な関係を築いていく。複数年契約には、商業的、技術的な協力が含まれ、最新使用のフェラーリ製パワーユニットが搭載される。関連:ザウバー・アルファロメオ、ルクレールとエリクソンの起用を正式発表アルファロメオとF1アルファロメオは、1950年に始まったF1世界選手権でニーニョ・ファリーアンが初代1位獲得者として名を刻み、初代ワールドチャンピオンを獲得するなど、F1で素晴らしい血統を持っている。1年後にはファン・マヌエル・ファンジオがアルファロメオでワールドチャンピオンを獲得している。その後、1969年から1979年にF1チームにエンジンを供給したあと、1979年から1985年までワークスチームとして戦った。F1での最後のレースは1985年のF1オーストラリアGP。110のグランプリに参戦し、10勝を挙げている。元々、スクーデリア・フェラーリは、アルファロメオのドライバーだったエンツォ・フェラーリがドライバー仲間とともに設立し、アルファロメオのセミワークスチームとして活動を始めたことが起源。1951年イギリスGPで、フェラーリのマシンが古巣アルファロメオを破りF1初優勝した際のエンツォ・フェラーリの言葉「私は母親を殺してしまった」は有名である。
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