ザウバー、2018年のドライバーラインナップについて口を閉ざす

今年のF2チャンピオンであるシャルル・ルクレールは、ザウバーのエンジンパートナーであるフェラーリから強力な支援を受けている。しかし、ザウバーのフレデリック・バスールは「我々はエンジン供給のために契約を結んだのであり、ドライバー供給のためではない」とコメント。だが、「我々はフェラーリと話をしている」とも認める。フレデリック・バスールは、ザウバーがハースのようなフェラーリの“Bチーム”になることを話し合っているとの報道も否定している。「我々はすでに自分たちのやり方で新車を進めており、他のコンストラクターのパーツを使用するのは困難だ」とフレデリック・バスールはコメント。「加えて、ヒンウィルには多くの知識があり、我々はそれを失いたくはない。我々はクルマの開発方法を分っている」「短期的にはフェラーリのあるゆる種類のパーツを購入することは楽だろうが、長期的に見れば、我々自身のチームの能力を損なうことになるだろう」フェラーリのもう一人のジュニアドライバーであるアントニオ・ジョヴィナッツィもザウバーのドライバー候補として挙げられている。しかし、ザウバーは2018年に少なくとも現行ドライバーのうちのひとりは継続することを望むかもしれない。その場合、ザウバーのオーナーであるロングボウ・ファイナンスと密接な関係にあるマーカス・エリクソンを起用することになると考えられている。「次の質問」とフレデリック・バスールは微笑んだ。「まもなく、その質問に答えられることを願っているが、我々は自分たちの立場はわかっている。現在、ドライバーは我々のプライオリティではない」「より重要なのはもっと良いシャシーを構築することだ」しかし、フレデリック・バスールは、マーカス・エリクソンの後援者がザウバーにとどまることを意味するわけではないと語る。「いいや、財政的な側面はここでは重要ではない。我々にはチームのための長期的なプランと健全な予算があるし、ドライバーがもたらすお金と来シーズンは関係ない」