ザウバーは、ロングボウ・ファイナンス(Longbow Finance)がザウバー・グループのオーナーになることを発表した。財政難に苦しんでいたザウバーが、将来を確保した。ロングボウ・ファイナンスはこれまでも共同株主を務めていたスイスに拠点を置く金融企業。このオーナー変更により、チーム創設者であるペーター・ザウバーはすべての業務から完全に引退。
後任にはロングボウ・ファイナンスのCEOであるパスカル・ピッチが、ザウバー・ホールディングの会長に就任。今回のオーナー変更によるチーム名の変更はない。チーム代表のモニーシャ・カルテンボーンは、これまでどおりザウバーF1チームを運営していく。ペーター・ザウバーは「モニーシャ・カルテンボーンと私は、F1チームとザウバー・グループの将来を確保する契約に火曜日にサインした」とコメント。「ヒンウィルの拠点とF1での場所を守るという以降で6年前に行ったチームを買い戻すという私の勇敢な投資が正しかったことが証明されてとても嬉しく思う」モニーシャ・カルテンボーンは「我々はロングボウ・ファイナンス社が、F1でチームが再び競争的になり、F1で成功していくための完璧なパートナーであると確信しています」とコメント。「同時に、新しい構成によって、ようやく我々のノウハウを商業化するサードパーティ・ビジネスを拡大することができます」「このソリューションは、我々の従業員、パートナー、ロイヤルサプライヤー、ヒンウィルの拠点、そして、スイスのモータスポーツにとって最高の利益になります」パスカル・ピッチは「スイスにある、とても革新的なチームを救えることをスイス企業として光栄に思う」と述べた。
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