ザウバーは、ギド・ヴァン・デル・ガルデがFacebookに投稿した声明に関して、“メディアを通じた泥仕合”を演じるつもりはないと声明で反論した。ギド・ヴァン・デル・ガルデは18日(水)、ザウバーとの訴訟に決着がついたことを報告。スイスとオーストラリアの法廷は、ギド・ヴァン・デル・ガルデに正ドライバーとしての権利があると認める判決を下したが、レース前に双方の合意により和解が成立したという。
しかし、ギド・ヴァン・デル・ガルデは、今回の騒動に対するザウバーの対処を批判。自分はチームのことを思って権利を放棄したと主張した。これに対し、ザウバーは驚きを示し、ギド・ヴァン・デル・ガルデの主張に反論する考えはないとの声明で応じた。 「多くの皆さんがギド・ヴァン・デル・ガルデのフェイスブックで今日の声明を読んだことと思います。我々もそれを読み、とても驚きました」「ギドの意図はわかりません。自分を勝者だとして振る舞いたいのかもしれませんが、我々としては合意によって一息つけることを望んでいました。しかし、ギドは異なるアプローチをとりました。その裏にある理由は我々の知るところではありません」 「ギドの投稿に含まれた多くの文言や告発に反論することは十分に可能です。しかし、これ以上問題を拡大することは、レースチームにも、我々のファンやパートナーにとっても助けにならないでしょう。メディアを通じた泥仕合を助長するだけあり、そのようなことに手を貸するもりはありません」「次戦のマレーシアこそが我々の焦点です。そこではドライバーのマーカス・エリクソン、フェリペ・ナスルとともに先週末の成功をさらに積み上げたいと考えています。この目標のために全力を注ぎます」「以降、一連の出来事については、これらのことを念頭に置き、皆様のご想像にお任せいたします。どのように批判されても構いません。我々としてはこれをもってこの件は終了とし、レーストラックで今後の成果をみなさんと一緒に祝えることを願うだけです」
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