ザウバーは、方駿宇(フォング・アダリー)とロイ・ニッサニーにF1マシンをテストする機会を与える。テストは、来週、バレンシア郊外にあるリカルド・トルモ・サーキットで2日間にわたって実施され、2人はそれぞれ1日ずつ作業を担当する予定。テストには、2年前にセルジオ・ペレス(現フォース・インディア)が乗っていザウバー 31が使用される
フォング・アダリーは、A1GPやインディ・ライツ、最近ではGP3で活躍する中国人ドライバー。2013年にはアウディR8LMSカップでチャンピオンに輝いたが、シングルシータでは成功に恵まれていない。 フォング・アダリーは「長い間、スポンサーやチームとたくさん交渉してきて、やっとF1マシンをテストするチャンスをもらった。2012年にセルジオ・ペレスが乗っていたザウバー C31フェラーリを、今月22日にスペインのバレンシアでテストする」と Instagram で述べた。「パワーや荷重比率など、あれだけ物凄いマシンをドライブするのは初めてなので、今回のテストはとても緊張するけど、興奮もしている。しかも、今回のマシンにはブロウンディフューザーが付いている。マシンが生み出すダウンフォースを感じるのが待ち遠しい。天気が一日中良いことを願っている!」F1初のイスラエル人ドライバーとなったシャノック・ニッサニーの息子であるロイは、2日目にステアリングを握る。現在19歳のロイ・ニッサニーはフランスのパスポートを保持しており、参戦2年目のユーロF3選手権でランキング18位につけている。 「ザウバーC31をテストするチャンスを得られて嬉しい。いい仕事ができるように全力を尽くすつもりだ」
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