ザウバーは、F1モナコGPの最終ラップでのバルテリ・ボッタスの振る舞いを“スポーツマンシップに反する”と非難した。キミ・ライコネンは、セルジオ・ペレスとの接触でタイヤがパンクしてピットインを余儀なくされたが、新品タイヤで残り2周で怒涛の追い上げをみせ、10位でフィニッシュして1ポイントを獲得した。
キミ・ライコネンが追い抜いた一台は、同じフィンランド人ドライバーのバルテリ・ボッタス。ボッタスは、キミ・ライコネンのためにクルマを脇に寄せたようにみえた。それによってキミ・ライコネンは、スチールが剥き出しになるほどタイヤが傷んでいたニコ・ヒュルケンベルグを抜くことができ、ヒュルケンベルグはあと数メートルでポイントを逃すことになった。ザウバーのチームマネージャーを務めるビート・チェンダーは、キミ・ライコネンを先に行かせたバルテリ・ボッタスの振る舞いは”スポーツマンシップに反する”と Blick にコメント。チーム創設者のペーター・ザウバーは「彼(ボッタス)は我々から1ポイントを奪った」とコメント。だが、バルテリ・ボッタスはレース後、キミ・ライコネンがリーダーだと思ったため脇に寄せたとリポーターに話していたと Auto Motor und Sport は報じた。
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