ザウバーは、小林可夢偉の母国で表彰台という結果が、日本企業がスポンサーとしてF1に参入することのきっかけになることを願っている。小林可夢偉は、F1日本GPで自身初となる表彰台を獲得。フィニッシュ後は鈴鹿に“可夢偉コール”が巻き起こった。だが、近年、鈴鹿サーキットの所有者であるホンダ、トヨタ、ブリヂストンがF1から撤退。それに伴う企業も去り、感動的なレースも地上波では放送されなかった。
ザウバーのモニーシャ・カルテンボーンCEOは「このような結果が企業の参入への新たな刺激になってくれることを願っています」とコメント。「それはここでのレース、この国のF1にとって非常に重要なことです。今、彼らにはこんなに素晴らしいパフォーマンスを示せるドライバーがいるのですから」小林可夢偉は2013年のシートがまだ確定しておらず、F1日本GPの2013年以降の契約についても不明なままとなっている。