ザウバーは、2014年もフェラーリエンジンを使用するかどうかはまだ決定していない。2014年からF1には新しいV6ターボエンジンが導入されるが、ザウバーはエンジン料金の上昇に懸念を示している。BMW時代の前後、独立系チームのザウバーは長くフェラーリの顧客であるが、現在のエンジン契約はV8エンジン時代の終焉とともに終了となる。
「当然、まずは現在のエンジンパートナーに赴きます。我々には長いがありますからね」とザウバーのモニーシャ・カルテンボーンCEOは motorsport - total.com にコメント。「しかし、全てはオープンです。彼ら自身(フェラーリ)も正確な状況について私たちよりそれほど多くを知っているわけではないでしょうしね」2014年にF1参入を目指すクレイグ・ポロック率いるPUREの状況は芳しくなく、コスワースもV6時代になる前にF1から撤退するとの推測がある。そのため、ザウバーの選択肢は、フェラーリ、メルセデス、ルノーに限られることになりそうだ。モニーシャ・カルテンボーンは「私たちにとって財政面が非常に重要であることは明言してきました」と続ける。「エンジンにより多くをお金を払っていた時代に戻りたくはありません」一方、モニーシャ・カルテンボーンは、フォルクスワーゲンがザウバーの救うかもしれないとの噂を否定。ザウバーのチーム代表ペーター・ザウバーは、ジュネーブモーターショーでフォルクスワーゲンのマーティン・ヴィンターコルン会長と会談したことを認めている。 「それが全てです。それ以上お話することはありません。それ以上の話し合いはしていません」とモニーシャ・カルテンボーンは述べた。