ザウバーは、F1スペインGPでC30に大幅なアップデートを予定。テクニカルディレクターを務めるジェームス・キーは、アップデートにコンマ数秒の効果を期待している。「我々は、新たにマシンにかなり大幅な空力パッケージを持ち込む。完全に新しいフロントウイング、フロントとリアのブレーキダクトのアップデート、新しいボディワーク、フロア先端部まわりとシャシー下の新しいデバイス、また再び新しいエキジーストシステムもテストする」
「イスタンブールでポジティブな兆候を示したメカニカルアップデートにも取り組み続ける。それがどのように働いてくれるか興味深い。うまく働いてくれれば、ラップタイムでコンマ数秒の改善をもたらしてくれるはずだ」「我々の目標は、現在の優れたレースフォームの維持、そして予選を改善し、できるだけポイント圏内の高い位置でフィニッシュすることだ」ザウバーは、失格となった開幕戦オーストラリアGPを除けば、小林可夢偉が3戦連続でポイントフィニッシュしており、合計8ポイントを獲得してコンストラクターズランキングで6位につけている。