佐藤琢磨がインディカー合同テストに参加。初日の感想を語った。今シーズン、KVレーシングでインディカーにデビューする佐藤琢磨は、ほぼ初めてインディカーを走らせたテスト初日にトータル70周をこなし、午後に1分11秒1138のベストを出して7番手の好位置につけた。佐藤琢磨はルーキーの中では最速タイムだった。
佐藤琢磨 (KVレーシング・テクノロジー)「素晴らしい一日になった。KVレーシング・テクノロジーのマシンは信頼性が高く、自分がマシンとコースに慣れてからは、走行を大いに楽しめた。インディカーはパワーがあり、ウエイトが大きい。自分にとってパワーのあるマシンは乗ったことのあるものだけれど、ウエイトの大きなオープンホイールは初めて。セブリング・インターナショナル・レースウェイでは乗っただけだったが、今回からはマシンのセッティング変更もして、いろいろ勉強中だ。コースもすばらしい。高速コーナーがいくつもあり、高低差も存在する。午前中は気温や路面温度が低過ぎて難しいコンディションだった。そのためにスロースタートを切るしかなかった。しかし、最終的に我々は初めてのテストを成功させることができたと思う。何種類かのセッティングを試し、それらは僕がインディカーというマシンを理解するのに大きく役立った。まだまだマシンは完ぺきと呼ぶにはほど遠いが、KVレーシング・テクノロジーのマシンは非常に乗りやすく、実りの多い一日だった」
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