佐藤琢磨は、サーキット・オブ・ジ・アメリカズで開催されたインディカー・シリーズ 第2戦 インディカー・クラシックの決勝レースを7位で終えた。前日の予選では赤旗によってレッドタイヤでタイムを出せずに14番グリッドからスタートすることになった佐藤琢磨は、上位勢とはブラックタイヤでスタートして順位の挽回を目指した。
レースはイエローが出ないまま終盤を迎えたが、そこで出てイエローが大きなドラマを生んで順位が大きく入れ替わり、佐藤琢磨は7位でレースをフィニッシュした。「1~2箇所、惜しいところがありましたけどね」と佐藤琢磨は振り返る。「特にディクソンとやり合っているときにジャック・ハーベイが物凄いスローダウンしてて、ちょうどサンドイッチになって、そこでまたピンボールみたいになってしまい、ディクソンに先に行かれてしまって。あれがなければの話ですけど、4位のポジションにいたと思うので、ちょっと残念です」「でも、そのあとエアジャッキの故障があって、ピットストップですごいロスしてしまったで、結果的には7位に戻ってこれたのはラッキーだったと思います」レイホール・レターマン・ラニガン・レーシングは、グラハム・レイホールが4位でフィニッシュするなど、チームとしては良い結果だったと言える。しかし、「苦しい中では結果的にはよかったと思うんですけど、ちゃんとしたペースをもう少し見つけないといけないかなと思いました」と佐藤琢磨はコメント。「毎回走るたびに僕らはいろんなことを学んでますし、特に今回のCOTAに関してはオープンテストで2日間走ったとはいえ、やっぱりチームはいろんなことを試して、クルマとしての完成度は残念ながらそんなに高くなったと思うんですね。そういう意味ではバーバーはもうちょっといい状態で走れると思うので、チーム一丸となってもう一度頑張ります」関連:インディカー | COTA 結果:コルトン・ヘルタが最年少V、佐藤琢磨7位
全文を読む