佐藤琢磨が、2019年もレイホール・レターマン・ラニガン・レーシング(RLL)に残留することが発表された。佐藤琢磨がRLLからシリーズに参戦するのは、2012年、2018年に続き、これが3シーズン目となる。佐藤琢磨の2019年のインディカー・シリーズ参戦が決定。2010年にインディカーに転向して以降、10シーズン目を迎えることになった。2017年は、し烈なバトルの末にインディ500を日本人として初めて制覇。RLLに移籍した今年は第16戦ポートランドでキャリア3勝目を挙げている。
佐藤琢磨「2019年もRLLに在籍できることをとても喜んでいます。ボビー、デイヴィド(・レターマン)、マイク(・ラニガン)は協力しあい、素晴らしいチームと最高の環境を僕のために用意してくれました。グレアムと僕がレースで優勝争いができるような体制ができると信じていますし、チャンピオンシップでも好成績が残せると思います。これ以上、嬉しいことはありません」ボビー・レイホール(RLL共同オーナー)「琢磨との契約を更新できたことをとても嬉しく思っています。RLLで走っているときもそうでないときも、彼はずっとチームの人気者だったので、来シーズンもチームに在籍してくれることを特別な気持ちで受け止めています。私たちは琢磨といくつかの成功を収めていますが、さらに多くの勝利を手にする可能性は高く、いまよりも上位でフィニッシュできると考えています。琢磨を中心にしてチームは一致団結しています。シーズンが進むにつれて、琢磨を担当するスタッフはよりよい仕事をするようになり、その進歩が結実したのがポートランドのレースでした。このおかげで私たちは継続性を保つことができました。2019年に向けて士気が高まっているので、より多くの勝利とよりよい成績を期待しています」