佐藤琢磨は、インディカー・シリーズ 第9戦テキサスの予選で9番グリッドを獲得した。6月8日(金)にテキサス・モーター・スピードウェイで行われた公式予選において、レイホール・レターマン・ラニガン・レーシングの佐藤琢磨は2周の平均で218.578mph(約349.7km/h)を記録して9番グリッドを獲得した。
6月9日(土)は夕方に30分間のプラクティスを実施した後、現地時間の午後7時45分(日本時間の6月10日午前9:45)に決勝レースのスタートが切られる。佐藤琢磨「ターン1からターン2ではバンプでマシンがスライドし、スロットルをわずかに戻さなければいけなかったので、完璧なアタックとはいえませんでした。ハンドリング特性が少しニュートラル過ぎたのかもしれません。ただし、ターン3とターン4は今日のプラクティスから改善を図れたので、自分たちが記録したスピードについては満足しています。状況を考えると、30台のマシンがスムーズに予選を行えたことにも満足しています。決勝レースでは、昨年と比べて400ポンド(約180kg)以上もダウンフォースが少ない状態で走るので、集団は少し前後に伸びた形となり、インディ500と同じように前のマシンに追い付いていくのが難しくなるでしょう。いっぽう、ここのバンクではテキサス特有の2ワイドのレースが楽しめるはずです。日が沈めば2番目のレーンも使えるはずなので、エキサイティングなレースになると思います」