佐藤琢磨は、インディカー第7戦デトロイトの決勝レースを今季ベストリザルトとなる5位でフィニッシュした。7番グリッドからスタートした佐藤琢磨(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング)は、オープニングラップでウィル・パワー(チーム・ペンスキー)を抜いて6番手に浮上する。
ライアン・ハンターレイ(アンドレッティ・オートスポーツ)を抜いて5番手に浮上した佐藤琢磨は、3ストップ戦略のロバート・ウィケンズ(シュミット・ピーターソン)がピットインしたことで4番手に浮上する。その後、全ドライバーのなかで唯一ブラックタイヤでのスタートを選択したチームメイトのグラハム・レイホールに抜かれた佐藤琢磨は、21周目に1回目のピットストップを行ってレッドからブラックにタイヤを交換。13番手でコースに復帰する。26周目に9番手、29周目に7位まで順位を上げていた佐藤琢磨は、45周目に最後のピットストップを行って7番手でコースに復帰。47周目にグラハム・レイホールがリタイアしたことで6番手に順位を上げる。サンティノ・フェルッチ(デイル・コイン・レーシング)による2度目のフルコースイエローが解除された残り10周で、佐藤琢磨はエド・ジョーンズ(チップ・ガナッシ)を攻略して5番手に順位を上げ、今シーズン最高位でのフィニッシュを果たした。「僕たちにとってベストな一日ではありませんでしたが、少なくとも良い結果です」と佐藤琢磨はコメント。「去年、チームは結果を収めていた(グラハム・レイホールが連勝)ので、もちろん、僕たちは高い期待を抱いていましたが、少し苦しんでいましたし、初日には技術的なトラブルにも見舞われました。本当にうまく巻き返せたと思います」「もう路面にはラバーがうまく乗っています。明日はかなり競争的な予選になると思ってますし、良いクルマに仕上げられることを願っています」今回のレースで合計ポイントを130ポイントとした佐藤琢磨は、ドライバーズランキングで15位から12位にアップ。トップはアレキサンダー・ロッシ(アンドレッティ・オートスポーツ)の276ポイントとなっている。関連:【インディカー】 第7戦 デトロイト 結果:ディクソンが優勝、佐藤琢磨5位
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