佐藤琢磨が、2018年にレイホール・レターマン・ラニガン・レーシングに復帰することになると報じられている。今年、名門アンドレッティ・オートスポーツに移籍し、インディ500制覇という偉業を成し遂げた佐藤琢磨。しかし、アンドレッティは来季からエンジンをシボレーに変更するとされ、そうなるとホンダドライバーの佐藤琢磨はチーム離脱を余儀なくされることになる。
そのため、佐藤琢磨は2018年に2台体制を予定しているレイホール・レターマン・ラニガン・レーシングに移籍することになると報じられている。佐藤琢磨の復帰について質問されたボビー・レイホールは「2台目のマシンに取り組んでいるが、この段階で報告することは何もない」とコメント。一方、アンドレッティ・オートスポーツの代表を務めるマイケル・アンドレッティはシボレーへの変更について「まだ決断はしていない」とコメント。シーズン最終戦までには明らかになるかとの質問に対しては「そう願っている。それまでに決まっていた方がいい」と述べた。今年、佐藤琢磨がアンドレッティ・オートスポーツに移籍したのは、A.J.フォイトがエンジンをシボレーに変更したため。アンドレッティが来季からシボレーに変更した場合、佐藤琢磨は2年連続でエンジン絡みでの移籍を強いられることになる。佐藤琢磨は2012年にレイホール・レターマン・ラニガン・レーシングからインディカーに参戦し、2度の表彰台を獲得している。今年、レイホール・レターマン・ラニガン・レーシングは、グラハム・レイホールが2勝を挙げてランキング6位につけている。