佐藤琢磨は、インディカー12戦トロントの予選で1分1秒4012(104.715mph)を記録して20番グリッドを獲得した。昨日行われたプラクティス1では4番手に入り、マシンの仕上がりにも満足していた佐藤琢磨だったが、午後に行われたプラクティス2では1セットのタイヤを使い続けたため14番手に後退した。
他のドライバーの多くは午後だけで2セットのタイヤを使用し、2セット目のニュータイヤでタイムを伸ばしていた。いっぽう、チームは本日午前中のプラクティスに向けて佐藤琢磨のマシンのセッティングを変更。これにはいい面と悪い面の両方があり、佐藤琢磨はこのセッションを15番手で終えた。予選前にはさらにセッティングの変更を行ったが、期待されるような結果は得られなかったため、チームは明朝のウォームアップまでにこれまで収集したデータを見直し、次なる一手を打ち出す方針としている。ホンダ・インディ・トロントの決勝レースは日本時間の7月18日午前4時30分にスタートが切られる。佐藤琢磨「昨日のセッションでは力強く走ることができたので、今日の結果には落胆しています。今朝のプラクティスと予選では苦戦を強いられました。理由についてはよくわかりませんが、グリップとバランスが良好でないことは間違いありません。いまはデータの確認を行っているところです」
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