佐藤琢磨は、インディカー 第7戦 デトロイトの決勝レースを11位で終えた。佐藤琢磨(A.J. Foyt Racing)はデトロイトのコースで、2014年にはポールポジションを獲得し、昨年はレース2で2位フィニッシュを達成。今年のレース1も予選11番手から上位入賞を狙ってスタートしたが、マシンセッティングがコンディションにマッチしておらず、スタート直後から少しずつポジションを下げていく、苦しい戦いを余儀なくされた。
しかし、セッティングを調整し、燃費作戦も使って、ポジションをばん回し、予選の順位と同じ11位でゴールした。佐藤琢磨(11位)「レースを前に、雨が降る可能性が出てきましたが、小雨はあったものの、レースに影響を与えるような降り方にはなりませんでした。今日は、22台中21台がソフトタイヤでスタートし、作戦でどのような違いが出るかわかりませんでした。自分たちは雨が降らなかった場合、4〜5周目という早い段階で、ハードタイヤにスイッチする予定でした。実際にピットに入ったのは6〜7周目で、他の選手たちも同じころにピットインしたので、タイミングで差をつける展開にはなりませんでした。そして、マシンのセッティングがよくなかったため、順位を落としていきました。戦略的にも負けていたし、マシンももっと速くしなくてはいけません。明日のレース2では、午前中の予選で今日とは違うセッティングを試し、得意のデトロイトでいいレースを戦えるようにがんばります」
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