佐藤琢磨は、インディカー 第3戦 ロングビーチの予選で1分7秒22を記録して8番グリッドを獲得した。朝のプラクティスで16番手に沈み込んでいた佐藤琢磨は、予選で発生したオフィシャル・タイミングビーコンの不具合によってセッション中のラップタイムを確認できないという困難のなか、予選で8番手までポジションを上げた。
佐藤琢磨のタイムはホンダ勢で2番手に相当するもので、トップとなったジェイムズ・ヒンチクリフとはわずか7/100秒差だった。正式な結果がオフィシャルより発表されたのは、セッションが終わってから5分後のことだった。チームは明日の午前中に行われるウォームアップに臨んだ後、日本時間の4月18日午前5時30分にスタートが切られる決勝に備えることになります。佐藤琢磨「状況を考えれば、この結果に満足しないといけないのでしょう。今朝のプラクティスは厳しい展開でしたが、予選ではホンダ勢のトップと肩を並べることができました。第2セグメントではラップタイムの情報が手に入らず、基準がない状態で走らなければいけませんでした。その結果、トップ6にコンマ数秒の差をつけられたのは残念です。いずれにしても、ABCサプライ・チームのメカニックとエンジニアたちは、マシーンをより速くするうえで素晴らしい仕事をしてくれました。プラクティス後に自分たちのデータを見直し、そこからセットアップの方向性を大きく変更しました。彼らのことを本当に誇りに思います。明日はクリーンなレースを力強く戦えることを期待しています」
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