佐藤琢磨は、インディカー第16戦ミルウォーキーの予選を10番手で終えた。佐藤琢磨は、午前中のプラクティス1では16番手だったが、プラクティス2では暑さの中で自己ベストのラップタイムを更新して8番手につけた。予選ではいくぶん涼しくなったコンディションにマシンのセットアップを完全に合わせ込むことができなかったが、レース用セッティングでのマシンの仕上がりには好感触を得ている。
佐藤琢磨(10番手)「ミルウォーキーは本当に楽しいコースです。ドライバーにとって、挑戦のしがいがあるコースです。とてもいいコンディションが整わない限り、全開でコースを1周するのは不可能です。このコースを速く走るためには多くの要素を整えねばなりません。今日のミルウォーキーは暑さに見舞われ、プラクティスではマシンの調整がとても難しく感じました。6月に試すことのできなかったセッティングも今日はトライし、予選を迎えるまでにマシンの仕上がり具合を向上できました。予選でも自分たちが大きな進歩を遂げていることが証明できました。フロントローに近いところまでの速さではなかったですが、マシンに安定感を求め、それを手にすることができていると思います」