佐藤琢磨は、インディカー第17戦ヒューストンの予選でポールポジションを獲得した。今週末は、インディカーは、ヒューストンで第17戦と第18戦の2レースが行われる。ヒューストンは佐藤琢磨が所属するAJフォイト・レーシングのホームタウン。AJフォイト・レーシングにとっては1999年のアトランタ以来のポールポジションとなる。
佐藤琢磨「金曜日はコースの改修が行われ、仮設のシケインを使っての走行となっていました。今朝、10分間だけのプラクティスでシケインなしのコースを初めて走りましたが、昨日からマシンのセットアップは順調に進んでおり、いい感触をつかんで予選を迎えることができました。ポールポジション獲得は本当にうれしいです。ヒューストンはチームにとって地元なので、開幕前からここでの活躍を目標としていました。チームがすばらしいマシンを作り上げてくれたのがポールポジション獲得の要因です。ヒューストンのコースは非常にバンピーで、ストレート区間がほとんどありません。気温も湿度も大変高いコンディションなので、かなり体力的に厳しいレースになることが予想されます。ポールポジションからのスタートなのでターン1での混乱は避けることができるでしょうし、このスタートポジションをアドバンテージとして、決勝レースを戦いたいと思います」