佐藤琢磨は、インディカー第14戦 ボルチモアの予選を予選アタック前に赤旗が出される不運で19番手で終えた。ボルティモア・オリオールズが本拠地とする野球場の周辺に作られたコースは、今年は一部に新しいレイアウトが採用された。佐藤琢磨は、予選の第1セグメントで第1グループに組み入れられたが、アタックを開始したラップに他チームのドライバーが大きなアクシデントを起こし、コースに赤旗が出た。
そして、そのまま予選セッションは終了。不運にも、佐藤琢磨は全くアタックができず、何のデータも集めることのできない予選となった。佐藤琢磨 (19番手)「フラストレーションの溜まる予選になりました。今朝のプラクティスでマシンが非常にいい感触に仕上がっていて、予選をとても楽しみにしていました。僕らのグループで第2セグメントに進んだドライバーは、赤旗が出た時点で2ラップ目を終えていました。しかし、僕は彼らより遅くコースインしたため半周後方を走っており、まだ2周目の半分しか走っていない時点で赤旗になりました。マシンのウオーミングアップをしている時に予選が終了してしまったのです。アタックのチャンスも与えてもらえなかったのは本当に残念です。それでも、今朝のプラクティスでいいペースを取り戻していたのは明るい話題です。明日のウオームアップ・セッションでさらにマシンを向上させ、力強いレースを戦いたいと思います」
全文を読む