佐藤琢磨は、インディカー第10戦エドモントンの決勝レースを不運なアクシデントもあり21位で終えた。キャリア2回目のポールポジションスタートだった佐藤琢磨は、18周目までトップをキープ。タイヤの内圧が想定以上に上昇したためにペースが下がってしまい、4番手までポジションを下げた佐藤琢磨は、ピットストップでさらに後退を余儀なくされたが、フルコース・コーションのあとのリスタートで一気に2番手へとジャンプアップを果たした。
だが、38周目のターン5で佐藤琢磨はライアン・ハンターレイ(Andretti Autosport)から接触を受けた。インをのぞき込む動きを見せたハンターレイは、まだ佐藤琢磨のマシンの横に並びかけることもできていなかった状況でブレーキングに失敗し、佐藤琢磨のリアタイヤへと突っ込んだ。これにより佐藤琢磨はスピンを喫し、エンジンをストールさせたために1周遅れに陥り、初優勝、あるいは初の表彰台フィニッシュの可能性を失った。その後も挽回できぬまま最終的に21位でゴールを迎えることとなった。佐藤琢磨 (21位)「こんなに後方順位でのフィニッシュになるなんて、本当に残念です。スタートはとてもエキサイティングで、レースをリードし、とてもいい気分で走っていました。しかし、そのあとに小さな問題が発生していくつかポジションを落としました。そこでフルコースコーションになってピットストップを行い、我々はタイヤを交換しました。そしてリスタートを迎え、失ったポジションをほぼすべて取り戻す2番手にまで順位を上げました。すべてが順調に戻り、余裕を持ったペースで走り続けていました。そう思っていたところへ、残念なことにハンターレイがヒットしてきて、マシンにダメージが与えられ、周回遅れにもなってしまいました。そこからはとても長いレースとなり、モチベーションを保ち続けるのも難しくなっていました。クルーたちのためにも今回の件は本当に残念です。彼らは週末を通じて一生懸命に働いてくれていました。アクシデントの起こったレース中盤までは、自分たちのチームにとって非常にポジティブだと感じることのできる週末となっていました。私としては、今日のレース結果はただただ残念で仕方がありません」
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