佐藤琢磨は、インディカー第6戦テキサスの予選でオーバルでの自己ベストとなる予選4番手を記録した。全長1.5マイルのテキサス・モーター・スピードウェイでの開催されるレースは新しい試みとして、土曜日の夜に275kmのスプリント・レースが2戦続けて行なわれる。
30台の全エントリー中、最後に出走した佐藤琢磨は、全長1.5マイル(約2.4km)の“おむすび形”をしたテキサス・モーター・スピードウェイを2ラップする予選において平均214.470mphをマーク。オーバルコースの予選としてはIZODインディカー・シリーズでキャリア・ベストとなる4番グリッドを手に入れた。インディカーの歴史では、2レース制で開催されたイベントは過去17回あったが、1996年にIRLがシリーズオーガナイザーとなってからは、これが初めての試みとなる。佐藤琢磨 (4番手)「昨年の自分はまだオーバルの走りに慣れていなかったため、安全なセッティングによる走りになっていましたが、今回は攻めのセッティングで走りました。マシンの挙動は不安定になりますが、マシンの抵抗を無くしたセッティングにしました。すごく楽しいアタックでしたね。今までに知らなかったフィーリングのマシンでしたから。2列目からのスタートだと、自分のマシンに当たる風が多い点はうれしいですね。前の方でレースができることは、自分たちが目指しているところですから。作戦面、タイヤの使い方などに気をつけて精一杯戦います」
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