佐藤琢磨の顔が刻まれたインディ500優勝トロフィー“ボルグワーナートロフィー”が12月3日(日)にツインリンクもでぎで開催される「Honda Racing THANKS DAY 2017」でお披露目されることが明らかになった。ボルグワーナートロフィーがアメリカ国外に持ち出されるのは史上初めてとなる。世界最長の歴史と、世界最大の規模を誇るインディアナポリス500(インディ500)で優勝した者は、その顔の彫刻がトロフィーに刻まれる栄誉を与えられる。
佐藤琢磨は、今年の第101回インディア500で日本人として初めて優勝するという快挙を達成。ボルグワーナートロフィーに刻まれる104番目の顔になる。通常、ボルグワーナートロフィーは12月にインディアナポリスでお披露目されるが、今年は12月3日(日)にツインリンクもでぎで開催される「Honda Racing THANKS DAY 2017」で公開されることになった。ボルグワーナートロフィーがアメリカ国外に持ち出されるのは史上初めてとなる。世界で最も有名なトロフィーの一つであるボルグワーナートロフィーは、1936年にインディ500の優勝トロフィーとして登場。歴代ウイナーの顔が刻まれたトロフィーというのは世界に2つとない、極めてユニークな、そして価値あるもの。アール・デコ様式のこのトロフィーの高さは、のちに追加された土台も含めて165cmあり、スターリングシルバー製のため、重さは土台を含めて50kgもある。また、「Honda Racing THANKS DAY 2017」では、佐藤琢磨がインディ500のウィニングマシンでのデモ走行を行うことも明らかになった。
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