佐藤琢磨は、インディ500のプラクティス6日目を19番手タイムで終えた。インディアナポリスは、不安定な天候となっており、4日目と5日目のプラクティスはキャンセルになっていたが、6日目にして初めて好天に恵まれた。No.5をつけたKVレーシング・テクノロジー−ロータスを駆る佐藤琢磨は225.308mph(約360.5km/h)を記録、総合の19番手につけた。
チームメイトのトニー・カナーンは225.802mph(約361.3km/h)で13番手、E.J.ヴィソは224.056mph(約358.5km/h)で32番手だった。セッションは正午に開始。3人のドライバーは12時過ぎに順次コースイン。3台のKVRT-ロータスのマシンはそれぞれの開発プログラムを実施。佐藤琢磨は本日のセッションで合計66ラップを走行した。これで2日半の合計周回数は、チームでもっとも多い123ラップとなった。セッション全体としては計40台が出走、通算で2394ラップを走行した。ファステストスピードはアレックス・タリアーニが記録した227.778mph(約364.4km/h)だった。佐藤琢磨「ついにドライの日がやってきました。1日を通して順調に進歩を果たしました。今日は予選向けの走行と決勝向けの走行の両方を行なっています。ポジティブな側面もありましたが、明日までにスピードを高めるのに必要なことを学んだのも事実です。いずれにせよ、何をすべきかがわかったのですから、今日はいい1日だったといえます」
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