佐藤琢磨は、インディカー 第13戦 セントルイスの決勝レースをホンダ勢トップの6位で終えた。今回はプラクティス、公式予選、決勝レースを1日で行う1デイ・イベントとして開催されました。最初のフリープラクティスで25秒5141を記録して13番手となった佐藤琢磨は、公式予選で25秒2740をマークして17番手となった。
決勝レースに17番グリッドから臨んだ佐藤琢磨は、オープニングラップで2台が絡むアクシデントが起きたために15番手に浮上。その後、コース上はイエローコーションとなった。リスタートが切られたのは26周目で、ここから佐藤琢磨はコンペティティブな走りを披露し、徐々に順位を上げていく。合計で4回を予定していたピットストップの2回目、燃料が完全に入りきれないトラブルが発生したが、レース終盤にイエローコーションとなったときに燃料を補給。それまで2番手を走っていた佐藤琢磨は6番手でコースに戻り、そのままの順位でチェッカードフラッグを受けた。「セントルイスは私たちが大好きなサーキットの一つで、非常によい成績をこれまでに残してきています。予選でのマシンがあまりよくなかったのですが、レースでは徐々にポジションを上げていくことができました」と佐藤琢磨はコメント。「しかし、残念なことにピットストップで給油ホースに問題が発生し、イエロー中にもう一度ピットして燃料を継ぎ足し、燃料タンクを満タンにしなければなりませんでした」「それがなければ、本当に力強いフィニッシュを実現できていたと思います。それでも、今回のトップ6フィニッシュはチーム全体にとっていいものだったと思います」