佐藤琢磨は21日(土)、イベント「Takuma Club Meeting 2009」でファンの前に元気な姿をみせた。一週間前にマネジャーであるマシュー・ウィンターとともに帰国し、多くのビジネスミーティングをこなしていたという佐藤琢磨。会場にはそのマシュー・ウィンターも参加し、ファンからの質問に答えるなどアットホームな雰囲気の中でファンとの交流を楽しんでいた。
来季の活動については「複数チームと交渉してます」とコメント。具体的なチーム名こそ明かさなかったが、ファンからの質問に仏教に関係のある“花”というヒントを明かしていた。「そこだけではないけど、そこをメインで頑張っている」将来的な日本国内のレース復帰の可能性については「国内のレースにも興味はあるけど、まずは夢を追い続けたいというのがあるので、今、自分が目指してしているものはF1なりインディなり、世界のトップのやりたいなと思っています」「もちろん、状況次第では日本というのもありますし、日本のGTのレベルは世界一だと思います。クルマ作りにしろ、レースの待遇にしろ、ハードウェアを含めて最高だと思うし、レースをやったら凄い面白そうだと思います」としながらも、「それは今じゃなくてもできるかなというのがあるんで、まずはF1です」とあくまで世界の舞台でレース活動をしていく意思を示した。「来年に向けては交渉の最終段階で、できればなるべく早い時期に何かしらの形で第一線に復帰できるようにと思っていますので、みなさんもうちょっとだけ待っててください」「来年もまた笑顔でみんながここに集まってくれる日を楽しみにしてます」
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