佐藤琢磨は、2009年のトロ・ロッソのシートを決定するのに、それぞれのスポンサーシップの大きさが大きな役割を担うことを認めた。セバスチャン・ブエミが2009年のトロ・ロッソのシートのひとつを手に入れることはほぼ確実とされているが、トロ・ロッソは今週、ヘレスで現職のセバスチャン・ブルデーと佐藤琢磨を再びテストしており、彼のチームメイトの身元はまだ明らかになっていない。
佐藤琢磨には、より多くのスポンサーがいると思われている。ドイツのAuto Motor und Sportの取材に対し、「自分のお金はあるよ」と佐藤琢磨は応じた。「僕のマネージメントはスポンサーを見つけるために大わらわで働いている」日本は世界的な経済危機に直面しているが、レッドブルは、日本市場でのエナジードリンクの販売促進のため佐藤琢磨を起用するとの見方もある。佐藤琢磨は、まだ彼のドライブが保証されていないと主張する。「F1に適切な金額について話すと、関与できるのは大企業だけだ。そして、彼らの決定は必ずしも早いわけではない。僕にできるのは、時間が僕から去っていかないことを望むだけだ」佐藤琢磨は、印象的な金銭上のパッケージをトロ・ロッソに差し出すことが、有利になるであろうことを認めた。「現在、トロ・ロッソのようなプライベートチームは自動車メーカーよりも切迫した状況にあるので、彼らにとっては全てのスポンサーが贈り物だ」