山本左近が、今回のイギリスGP参戦についてインタビューに応じた。山本左近がブルーノ・セナに代わって出走することは木曜日の夜に発表された。ここシルバーストンにいて、実際にレースをすることは何を意味しますか?大きなサプライズでした。やはり当然と言うか・・・僕はレースのために準備していますし、予選に参加することを本当に楽しみにしています。
新しいトラックはどうでしたか? クルマはどうでした?基本的にシルバーストンのサーキットレイアウトは好きですし、新しいトラックが使われることは知っていたので、ずっとドライブするのを楽しみしていました。クルマ的には、トルコで金曜日の午前中にすでにドライブしていたけど、午後はドライブしていませんでした。なので、ハードタイヤとソフトタイヤをドライブするのは今回が初めてでした。午後はソフトタイヤの多くの情報が得られたし、とても有益でした。日曜日のレースの抱負は?レースを完走しなければならないし、僕たちにとってはそれが最大の目標です。全力で頑張りたいです。シルバーストンのあと、他のレースでもクルマに乗りますか?次のレースでどうなるかはわかりません。なので、今はただ今週末に集中しています。でも、呼ばれてばいつでもレースをする準備はできています。シルバーストンでレースをすると初めて知らされたのはいつですか?昨日の夜遅くです。その時の気持ちはいかがでしたか?本当に驚きました。普通、ドライブするというニュースを受けたときは、ドライバーとしてとても嬉しいものですよね。でも、あまりに驚いて、ショックのあまり少し言葉が出ませんでした。素早く適応して、週末に集中して、出来る限りの情報を集めなければなりませんでした。昨日は楽な一日ではありませんでしたが、メカニック、エンジニア、チームメンバーと作業をして、今朝のためにゆっくりとすべてを準備することができました。今朝は準備ができていました。レースのチャンスを得るために懸命にプッシュしていたのですか? それともまったくの不意打ちだったのですか?実際、どうして得られたのかはわかりません。でも、レースドライバーとして僕は常にクルマに乗るために頑張っています。今夜はエンジニアと今日のデータを詳しく調査して、明日に備えたいです。明日、そして日曜日にプッシュするために段階的にそれをやっていかなければなりません。金曜日のプログラムは、トルコでクルマを運転したときとは違いましたか?基本的に以前のプログラムを引き継ぎました。今日はプログラムを完了することができたので、とても満足していますし、タイヤから多くのデータを得ることができました。それが最も重要なことでした。準備する時間がなかったことを考えると、今日は乗ってみていかがでしたか?そうですね、今日成し遂げたことには満足していますが、まだ改善させる必要のある部分がたくさんあることはわかっています。プライムタイヤは特に問題なかったですが、軟らかいオプションタイヤに交換したとき、カルンと比べて多くのタイムを失っています。この種類のスリックタイヤでドライブしたことはないので、経験(不足)によるものなのは確かです。それでも、週末は中盤にきていますし、前を向いて、段階的に進み続けるしかありません。今週末によって、今年後半にもっと多くのチャンスを求め続けたいという気持ちになりましたか?正直、ドライバーとしてはいつでもドライブしたいです。でも、現時点でそれについて考えても意味はないと思います。将来について考えて、今ミスをしてしまったら、元も子もないですからね。なので、今はただ今週末に集中しています。ブルーノとは話しましたか?実際、僕たちは“やあ”と言葉を交わしたけど、レーシングドライバーとして彼がどのように感じているかは理解しているし、もう少し経って物事が落ち着いたら彼と話したいです。現時点でお互いに話しをするのは非常に難しいと思います。今週末はお互いに気まずいですか?ちょっと変な状況ですが、個人的にはチームに加入して以来、僕たちは良い関係を築いています。彼はいつも素晴らしかったですし、そういった理由で・・・彼がどう思っているかはわかりませんが、あとで彼と話したいです。
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