スパイカーは、山本左近を第11戦ハンガリーGPからエイドリアン・スーティルのチームメイトとして起用することを正式発表した。山本左近は、2005年の日本GPの金曜フリー走行でジョーダンからF1デビュー。翌年スーパーアグリにテストドライバーとして加入し、残り6戦となったところでレースドライバーに昇格。今シーズンはBCNコンペティションからGP2に参戦していた。
山本左近「再びF1レースを戦える機会を得ることができ、とてもうれしく思っている。これから走ることになるサーキットはスーパーアグリとレースをした場所なのでよく知っている。2005年にテストをしたチームなのでよく知っているし、チャンスを生かす準備はできていると感じている。ベストを尽くしてチームを助け、チームの目的を達成することができるように頑張りたい。チームと働けることを楽しみにしている」コリン・コレス(チーム代表兼マネージングディレクター)「再び左近とに働けることを歓迎する。彼は将来を約束された若き日本人ドライバーの1人であり、2006年にはレースを走ってそのポテンシャルを示してきたと思う。左近とエイドリアンは良いペアになることだろう。左近はこれから迎えるサーキットで走った経験があり、その経験は我々が前進するために大きなアドバンテージになることだろう」