平川亮が、アルピーヌF1チームのピレリの2026年タイヤのテストを担当。改良されたアルピーヌ・A523で131周を走り込んだ。2025年のF1世界選手権に参加するすべてのドライバーとチームが参加した3日間のプレシーズンテストの後、バーレーン・インターナショナル・サーキットでは、アルピーヌとウィリアムズが参加するピレリの追加テストが2日間にわたって行われている。
目的は今年初めから変わらず、2026年から使用される直径が小さく、フロントで25ミリ、リアで30ミリ狭い新世代の18インチタイヤの開発である。1日目のプログラムは、同じコンパウンドでさまざまな構造を評価することに重点が置かれた。ウィリアムズはカルロス・サインツJr.がステアリングを握り、116周を走破し、1分34秒740の最速タイムを記録した。一方、アルピーヌは、先週金曜日に世界耐久選手権の開幕戦であるカタール1812キロレースに出場したルサイル・サーキットからやってきた平川亮を起用した。平川亮は、アルピーヌF1チームの2025年のテスト兼リザーブドライバーに就任。1月末にエンストンのチームのファクトリーでアルピーヌのF1マシンでシート合わせを完了させていた。平川亮は131周を走り、最速タイムは1分35秒336だった。2023年シーズンで使用されるタイヤをベースに、両マシンは特別に改良された。アルピーヌA523とウィリアムズFW45である。明日もこのサーキットでテストは継続され、ポール・アロンがアルピーヌ、アレクサンダー・アルボンがウィリアムズを運転する。