F1ロシアGPのプロモーターは、まだグランプリが開催される可能性はあると主張する。F1は2月25日(金)に声明で「現在の状況ではロシアグランプリを開催することは不可能であるという結論に達した」として9月に予定されているレースの事実上の中止を宣言した。
この動きは金曜日の記者会見に出席した多くのF1ドライバーに支持されている。4回のF1ワールドチャンピオンであるセバスチャン・ベッテルは木曜日にレースが開催されればボイコットすると述べていた。F1ロシアGPのプロモーターであるロスゴンキ(Rosgonki)は、レースを開催する契約が保留にされたとの発表に反応。F1は、レースは開催されないと言っているが「ラウンドが行われ、予定通りに開催される可能性がある」として、チケットの払い戻しを求めないようにファンに指示した。「2022年2月25日にF1が発表した公式声明によると、世界の現在の政治情勢により、FIAは、現在の状況ではそれを開催することが不可能であるため、2022年9月にソチで開催される予定だったロシアでのF1世界選手権ラウンドの準備を一時停止することを決定した」「ロシアGPの公式プロモーターであるANO‘ROSGONKI’とF1との合意は、不可抗力によってイベントは保留となる」「購入したチケットはキャンセルされない。ラウンドが行われ、以前のスケジュールどおりに開催される可能性があるため、今すぐ払い戻しを受ける必要はない」「ANO‘ROSGONKI’は、ソチ・オートドロームのゲストにサービスを提供するだけでなく、承認されたイベントカレンダーの一部として、連邦、地域、地方自治体レベルのモータースポーツやその他のイベントを開催および開催することで、通常どおり事業を継続していく」F1ロシアGPは、2023年にサンクトペテルブルクに移動する予定であり、ソチ・オートドロームでの最後のレースとなる予定だった。ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は、ソチで行われた初期のレースに多数参加し、表彰式とトロフィーの贈呈に参加していた。金曜日の早い段階で、UEFAはチャンピオンズリーグ決勝が5月末に予定されていたサンクトペテルブルクで開催されないことを発表し、試合をパリに移した。F1はこの地域に近接していることを考えると、今年は代わりにトルコでレースをする可能性があるとの提案がなされているが、これは現在のところ選択肢ではないと理解されている。
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