MotoGPは、最終戦バレンシアGPで26年間の現役から引退したバレンティーノ・ロッシをレジェンドとして殿堂入りすることを発表。最高経営責任者カルメロ・エスペレータから記念のメダルが贈呈された。ドルナスポーツは11月14日(日)、スペイン・バレンシア市内のコンベンションセンター『Feria de Valencia(フェリア・デ・バレンシア))』で開催したチャンピオンシップの年間表彰式『FIM MotoGP Awards(MotoGPアワード)』の際に、26年間の現役から引退したバレンティーノ・ロッシをレジェンドとして殿堂入りすることを発表した。
バレンティーノ・ロッシは、1996年3月の開幕戦マレーシアGPでデビューしてから通算432戦に参戦。9度のタイトル、115度の優勝、235度の表彰台を獲得。35人目のレジェンドとなった。バレンティーノ・ロッシ「長いキャリアの終わりであり、バレンシアで開催されると思っていたから、この日がいつも悪夢だと思っていたけど、最終的にはとても楽しかったから、みんなに感謝しなければいけない。一緒に働いてくれた全ての人たち、パドックのみんな、ライダーたちに。忘れられない1日となった。楽しかった。それは長いキャリアであり、常に喜びだった。」カルメロ・エスペレータ「バレに唯一言えることは、ありがとう。1996年のマレーシア以来、ファンタスティックなレースをしている男を観てきましたが、多くの理由で大変特別でした。我々は彼と話し始め、それ以来、『MotoGP』で働く全ての人たちと共としたことは、素晴らしいことでした。第一にバレンティーノは信じられないライダーでした。昨日は42歳でありながら、ファビオ・クアルタラロからコンマ1秒差に接近していました。彼のパーソナリティ、我々の発展を助けた状況、セーフティ委員会、それは大変特別でした。私が言うことができる全ての言葉です。グラツィエ、バレンティーノ!」殿堂入りのレジェンドジャコモ・アゴスチーニ(15タイトル/122勝)ウェイン・レイニー(3タイトル/24勝)マイク・ヘイルウッド(9タイトル/76勝)ケビン・シュワンツ(1タイトル/25勝)アンヘル・ニエト(13タイトル/90勝)ミック・ドゥーハン(5タイトル/54勝)カルロ・ウビアリ(9タイトル/39勝)ケニー・ロバーツ(3タイトル/24勝)アントン・マング(5タイトル/42勝)ワイン・ガードナー(1タイトル/18勝)ジェフ・デューク(6タイトル/33勝)バーリー・シーン(2タイトル/23勝)フィル・リード(7タイトル/52勝)ジョン・サーティース(7タイトル/38勝)加藤大治郎(1タイトル/17勝)ジム・レッドマン(6タイトル/45勝)エディ・ローソン(4タイトル/31勝)フレディ・スペンサー(3タイトル/27勝)ヤーノ・サーリネン(1タイトル/15勝)ケーシー・ストーナー(2タイトル/45勝)マルコ・シモンチェリ(1タイトル/14勝)ニッキー・ヘイデン(1タイトル/3勝)アレックス・クリビーレ(2タイトル/20勝)フランコ・ウンチーニ(1タイトル/7勝)ケニー・ロバーツ・ジュニア(1タイトル/8勝)マルコ・ルッキネリ(1タイトル/6勝)ランディ・マモラ(13勝)コーク・バリントン(4タイトル/31勝)ダニ・ペドロサ(3タイトル/54勝)ステファン・ドルフリンガー(4タイトル/18勝)ホルヘ・マルティネス・アスパル(4タイトル/37勝)ホルヘ・ロレンソ(5タイトル/68勝)マックス・ビアッジ(4タイトル/42勝)ヒュー・アンダーソン(4タイトル/25勝)※ 2020年にレジェンドとなったホルヘ・ロレンソ、マックス・ビアッジ、ヒュー・アンダーソンのセレモニーは、スペインGP、イタリアGP、オーストラリアGPで予定していたが新型コロナウイルスのパンデミックにより延期となっていた。
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