ニコ・ロズベルグは、バレンシアでMGP W01での初走行を担当。新車へ好印象を抱いたようだ。バレンシアでスタートした合同テスト初日、ニコ・ロズベルグは、ミハエル・シューマッハにマシンを手渡すまで2010年マシン「MPG W01」で39周を走行した。「クルマの第一印象は非常にポジティブだ」と初走行を終えたロズベルグはコメント。
「感覚は素晴らしい。燃料、タイヤ、テストで走行している燃料レベルなど多くのことが異なっているし、僕たちはしばらくこのサーキットで走っていなかったので比較するのは難しいけどね」「これまでだったら、良い印象を持っていたかもしれない。でも、今は燃料レベルがあるから、良いインプレッションを得るのはとても難しい」MGP W01がチャンピオンチームによって作られたマシンだと感じたかという質問には「そうだね。感覚は良かった。でも、今日は不可能だ。勝者か勝者でないかを感じるには多くの新しい要因がある。全体的な感覚はとても良いけど、現時点でパフォーマンスを確信するのは不可能だよ」またロスベルグは、新しい環境での初仕事を快適に感じたことも励みになったと語る。「自分自身に問いかけていたことだった。同じ人が常に組み立てていたクルマに4年間乗ったあと、新しいチームではどうなるんだろう? すぐに快適だと感じられるんだろうか?」「正直いって、とても似ていると感じたし、非常に素晴らしい気分だった。ステアリング、ステアリングフィール、エンジンからのパワーなど、座っている全てのポジションが違っていた。でも、すぐに快適に感じられたので良かったよ。あたゆる点が僕が慣れ親しんできたものとよく似ていた」関連:・メルセデスGP、MGP W01を発表 - 2010年2月1日・メルセデスGP MGP W01 (主要諸元)
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