2016年のF1ワールドチャンピオンであり、サステイナビリティ起業家として知られるニコ・ロズベルグ氏が、グローバルタイヤメーカーであるコンチネンタルの新しいブランド・アンバサダーに就任した。ニコ・ロズベルグはモータースポーツで大成功を収め、環境保護にも多面的に取り組んでいる。一方、コンチネンタルはプレミアムタイヤの開発・製造のリーディングカンパニーとして、あらゆる走行状況において最大限の安全性と最高のパフォーマンスを追求し、同時に厳格なサステイナビリティ戦略を追求。
環境に適合した技術ソリューションの開発をリードするだけでなく、カーボンニュートラルやバリューチェーン全体での持続可能なビジネスの実践においても、非常に厳しい目標を設定している。ニコ・ロズベルグはブランド・アンバサダー就任にあたり、次のようにコメントしています。「持続可能性、技術、安全性を活動の中心に据えているパートナーと一緒に働けることを非常に誇りに思います。私と同じように、コンチネンタルも持続可能なモビリティを実現することを強くコミットしています。そのためには、タイヤ分野の開発と革新が不可欠です。このような価値観の共有が、私たちの協力関係の基盤であると考えており、一緒に仕事ができることをとても楽しみにしています」。このパートナーシップの相性の良さを証明する出来事として、今年4月の最初の週末、サウジアラビアの砂漠で開催されたエクストリーム Eの初戦でニコ・ロズベルグが率いる「Rosberg X Racing(ロズベルグ・エクストリーム・レーシングチーム)」が優勝したことがあげられるだろう。持続可能性を重視するエクストリーム Eは気候変動の影響に注目し、レース開催地域での気候保護プロジェクトを推進することでその対策を明確に打ち出している。コンチネンタルはエクストリーム Eのシングルタイヤサプライヤーとして全チームが使用するオフロードタイヤ「CrossContact Extreme E(クロス・コンタクト・エクストリーム E))を供給し、このレースシリーズの創設から携わったメインスポンサーとしてエクストリーム Eとその活動をサポートしている。【ニコ・ロズベルグ】ニコ・ロズベルグは、国際的なモータースポーツ界で最もよく知られた人物の一人。現在35歳のロズベルグ氏は、2016年にF1ワールドチャンピオンのタイトルを獲得し、レーシングドライバーとしてキャリアの頂点に達した。現役レーサーを引退後は、気候変動対策に目を向けた持続可能なモビリティ・ソリューションや環境に優しい技術への移行を推進する活動などを行っている。投資家としても意欲的に活動しており、革新的な製品やサービスを開発・提供するサステナブル関連のスタートアップ企業を幅広く支援し、これまでに環境・気候保護に関する欧州文化賞をはじめ数々の賞を受賞している。また過去数年間に渡って、ダボスで開催される世界経済フォーラムにおいて新しいモビリティ・ソリューションについて訴えてきた。今回のエクストリーム Eへの参加は、ニコ・ロズベルグが持続可能なモータースポーツにも真剣に取り組んでいることを示すもの。「エクストリーム Eは、気候変動の影響が深刻な地域で開催されます。新しいレースシリーズでは、これらの地域が抱える問題を改善するために国内外のさまざまなパートナーと協力して活動していきます。私たちは、この重要な問題を顕在化させると同時に、電気自動車や環境に優しい革新的な技術に対する関心を高めていきます。」とロズベルグ氏は説明する。ニコ・ロズベルグとコンチネンタルは、持続可能なモビリティを推進するための活動に共同で取り組んでいく。さらにコンチネンタルは、2040年までにすべてのタイヤの生産を完全にカーボンニュートラルにすることを目指し、研究開発に多額の投資を行っている。コンチネンタルのタイヤ事業部門は、資源の効率的な利用においてすでに業界をリードしており、2030年までに生産活動における水とエネルギーの使用量を20%削減することを目指している。【コンチネンタル社】コンチネンタルは、人とモノがつながる持続可能なモビリティのために、先駆的な技術とサービスを開発している。その歴史は 1871 年にさかのぼり、現在はテクノロジーカンパニーとして車両、機械、交通、輸送のための安全で効率的、インテリジェントでアフォーダブルなソリューションを提供している。2020年度の売上高は377億ユーロで、世界58の国と地域に約23万5千人の従業員を擁している。2021年、コンチネンタルは創立150周年を迎える。【コンチネンタルタイヤ部門】タイヤ部門は、世界各地に24の生産・開発拠点を有している。5万6千人以上の従業員を擁する大手タイヤメーカーの1つであり、2020年度の売上高は102億ユーロだった。タイヤ製造のテクノロジーリーダーの1つであり、乗用車、商用車、特殊車両、2輪車向けに幅広い製品を提供している。研究開発への継続的な投資を通じて、安全で費用対効果の高く、環境に優しいモビリティに大きく貢献をしている。 タイヤ部門のビジネスにはタイヤ商取引、フリートアプリケーションサービス、タイヤのデジタル管理システムが含まれる。【スポンサーシップ】コンチネンタルタイヤは、電動SUVオフロードレース『エクストリーム E』の プレミアム・パートナー、ツール・ド・フランスのメイン・パートナー、AFCが主催する代表チーム大会のオフィシャル・パートナーを務めている。