2016年のF1ワールドチャンピンを獲得したニコ・ロズベルグが、今シーズン限りでF1から引退することを発表した。ニコ・ロズベルグは、F1ワールドチャンピオンは夢だったとし、F1アブダビGPでタイトルを獲得した翌日にF1引退を決断したと述べた。「25年間レースをしてきて、それは夢だったし、F1ワールドチャンピオンになることが“唯一のこと”だった。ワードワーク、痛み、犠牲を払ってきた。それが僕の夢だったし、今、僕はそれを達成した」
「僕は自分の山を登ってきたし、その頂点にいるので、これは正しいと感じている。今の僕の最も強い感情は、その夢を実現するためにサポートしてくれたみんなへの心からの誠意だ」「今シーズンは本当にタフだった。過去2年間の失望の後、全てのエリアを物凄い勢いでプッシュした。僕のモチベーションはこれまで経験したことのないレベルに高まった。そして、もちろん、それは僕が愛していたものにも影響を及ぼした。家族全体を犠牲にして努力し、目標のために全てを注いだ。妻のヴィヴィアンには感謝するのに十分な言葉を見つけることができない。彼女は素晴らしかった。彼女は今年が大切ない年であり、それをする機会であることを理解してくれた。全レースの間に僕が完全に回復するためのスペースを作ってくれたし、毎晩、娘の世話をしてくれた。状況がタフなときも、テャンピオンシップを優先してくれた」「鈴鹿でレースに勝ち、タイトルの運命が僕の手の中にあると感じ始めたときに、大きなプレッシャーがのしかかってきたし、ワールドチャンピオンになったら、自分のレーシングキャリアを終えるということについて考えるようになった。アブダビでの日曜日の朝、それが最後のレースになるかもしれないことはわかっていたし、スタート前は頭の中がクリアになったように感じた。その経験の全てを楽しみたかったし、最後になるかもしれないとわかっていた・・・そして、ライトが消え、自分の人生で最も激しい55周を戦った。月曜日の夕方に決断をした。一日振り返った後、最初に称えたのはヴィヴィアンとゲオルク(ノルテ:ロズベルグのマネジメント)だった。そして、次にトトに伝えた」「どんな形であれ、この決断を難しくした唯一のことは、僕のレースファミリーを苦しい状況に置いてしまうことだった。でも、トトは理解してくれた。彼は僕が完全に納得していることをすぐにわかり、僕を安心させてくれた。自分のレースにおける最も輝かしい業績は、ずっとこの素晴らしい人々のチーム、シルバーアローでワールドチャンピンに勝ったことだ」「今、僕はその瞬間を楽しむためにここにいる。今後数週間はシーズンを振り返り、自分に巡ってくるあらゆる経験を楽しむたえの時間だ。その後、自分の人生の次のコーナーを回り、僕に何が待ち受けているか見てみるつもりだ・・・」この衝撃的な発表により、メルセデスは2017年のルイス・ハミルトンのチームメイトを探さなければならなくなった。#F1 Watch @MercedesAMGF1's @nico_rosberg announcing his retirement from racing at the #FIAPrizeGiving in #Vienna pic.twitter.com/eCxMx4LnYS— FIA (@fia) 2016年12月2日
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