ニコ・ロズベルグは、F1ベルギーGPのフリー走行1回目にハローをテストした。マシンに装着されていることを意識しないほど、全く気にならなかったと述べた。F1ベルギーGPのフリー走行1回目では4人のドライバーがハローをテスト。ニコ・ロズベルグもその1人だった。
FIAは、コックピット保護デバイスの2018年の実戦投入を目指している。午前中にメルセデスが唯一スーパーソフトタイヤを使ったことも関係しているが、ニコ・ロズベルグはハローをマシンに装着した状態で最速タイムを叩き出した。ニコ・ロズベルグは、以前からハローの熱心な提唱者であり、それを使った初めての走行はとても印象的だったようだ。 「試せて良かった。僕はドライブしていて全く邪魔にならなかったし、それでいて安全性は大きく改善されるんだから、彼らは素晴らしい仕事をしたと思う」とニコ・ロズベルグはコメント。「ルックスが良くないのは知っている。素敵だとは思わないけど、安全面で大きな前進になるのなら、いいことだと思う」 また、スパ・フランコルシャンの有名なオー・ルージュでも問題はなかったとニコ・ロズベルグは語る。「何の問題もない。トップの部分なんて気づかないくらいだ。もっと低くしてもいいとさえ思う。LMP1はあれより低いよね。下げることは可能だけど、とにかく問題ない」