メルセデスは、F1ベルギーGPのフリー走行でニコ・ロズベルグのW07にハローを搭載する準備が整っているという。FIAは、2017年にむけてハローの導入を推し進めていたが、F1ストラテジーグループは、来年の導入を否決。2018年までにコックピット保護デバイスを導入することで合意した。
これまでハローは、フェラーリとレッドブルが合計4周のインスタレーションラップで走らせただけであり、FIAはハローのテスト不足を懸念。少なくとも全ドライバーが2016年シーズン終了までに1度はプラクティスセッションでハローを搭載することを望んでいる。報道によると、FIAは特にスパ・フランコルシャンの高低差のあるオー・ルージュにおけるハローの可視性についてニコ・ロズベルグのフィードバックを聞くことを望んでいるという。フェラーリが最初にハローをテストした際、ニコ・ロズベルグはデバイスに賛成しており、2017年の導入を延期するというストラテジーグループの決定に“失望している”と述べていた。関連:2016 F1ベルギーGP テレビ放送時間&タイムスケジュール
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