ニコ・ロズベルグは、昨シーズンからブレーキの感触をつかむのに苦労しており、この問題に対処するため本来のスタイルを変えなければならなかったことを明かした。ドライバーはそれぞれの好みに合わせて異なるブレーキマテリアルを使っており、ニコ・ロズベルグは別の素材やサプライヤーを試したものの、昨年から抱えるこの問題の進歩は非常に遅いと述べた。
「現時点でマシンに特に大きな問題はない。いつものブレーキ問題を除けばね」とニコ・ロズベルグはコメント。「これに関しては長期的なものだし、解決は容易ではない。フィーリングだからね。個人的にしっくりこない感じだ。昨シーズンからね。しばらく取り組んでいるけど、あんまり大きな進歩がないし、うまくやるのが難しい」 「ディスクの新しいパーツをひとつ作るのに半年かかる。もしそれがうまくいっても、レースで使うフルセットを手に入れるまでにさらに半年がかかる。かなり長いプロセスだし、今のところ迅速な改善の望みはない」 「いろいろと試してきたし、今のところはこれがベストだと思っている。自分がそれを受け入れてマシンに載せ、ドライブして学ぶまでにこれだけ長くかかってしまった」 ニコ・ロズベルグがフィールングに難があると語る一方で、チームメイトのルイス・ハミルトンはどちらのメルセデスマシンもブレーキに特段の誤りはないと語る。「前回のレースで彼はブレーキに完全に納得していた。データを知っているからそう言っている。たぶん彼もこれについてみんなが僕に聞くだろうとわかっているはずだよ! でも、僕はブレーキに何の問題もない」