2017年 レース・オブ・チャンピオンズの国別対抗戦「ネイションズカップ」が22日(日)にマイアミのマーリンズ・パークで開催され、セバスチャン・ベッテルが一人で戦ったチーム・ドイツが優勝した。チーム・ドイツは、セバスチャン・ベッテルとパスカル・ウェーレインが組むはずだったが、ウェーレインは前日のレースでクラッシュ。大事を取って、この日のレースを棄権した。
代役が必要となったチーム・ドイツだが、セバスチャン・ベッテルがその役を担うことを発表。一人で2人分のレースをこなし、準決勝ではレース・オブ・チャンピオンズを制したファン・パブロ・モントーヤ(チーム・コロンビア)を倒し、決勝まで6戦全勝で勝ち進んだ。決勝は、チーム・ドイツとチーム・USA NASCAR(カート・ブッシュ&カイル・ブッシュ)の戦い。セバスチャン・ベッテルは、ARIEL ATOM CUPでのカート・ブッシュとの戦いとなったヒート1、RX SSUPERCAR LITEでのカイル・ブッシュとの戦いを制し、見事優勝を成し遂げた。「昨日よりも良い一日だった。パスカルがいないのはちょっと残念だけど、自分のベストを尽くしたよ」とセバスチャン・ベッテルはコメント。「大きなミスもなく、クリーンな一日だったし、カイルとの最終ラウンドはちょっとナーバスになっていた。スタートでレブが落ちて、ほぼストールしそうだったんだ。でも、戻れたし、本当に嬉しい」「このイベントに参加するのことはとにかく楽しい」「ミハエルが僕にレッスンをつけてくれていたときに、きちんと聞いていたし、それが成果を挙げたね」チーム・ドイツは、過去にミハエル・シューマッハとセバスチャン・ベッテルのコンビで2013年までネイションズカップ6連覇を達成している。
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