ロビン・フラインスは、バルセロナで開催されたGP2第3戦のレース1でGP2初勝利。今年からGP2に参戦するヒルマー・モータースポーツに初優勝をもたらした。フォーミュラ・ルノー3.5のチャンピオンで、今年ザウバーのリザーブドライバーを務めるロビン・フラインスは、前戦バーレーンからGP2に参戦している。初レースはノーポイントで終えていた。
2戦目となったバルセロナでロビン・フラインスとヒルマー・モータースポーツは、6周目にソフトタイヤからハードタイヤに交換するという戦略に出た。素早いピットストップでコースに復帰したロビン・フラインスは、ハードタイヤスタートで首位を走っていたマーカス・エリクソンのリタイアにより首位に浮上。終盤には素晴らしいペースをみせ、2位のフェリペ・ナッセに3秒316の差をつけてGP2初勝利を挙げた。ロビン・フラインス「まず第一に勝てるとは思っていなかった。バーレーンは厳しいレースだったし、タイヤを学ばなければならなかった。バーレーンでは大きなトラブルを抱えた。あそこでかなり多くのことを学ぶことができた。バルセロナはタイヤにかなり厳しいトラックだということは誰もが知っている。でも、タイヤをかなりうまく管理できたし、レース全体でパルマーにかなりのギャップを残すことができた。そのあとナッセが戻ってきたし、彼はかなり速かった。それでも、タイヤが残っていたので、少し引き離すことができた。そうやって勝つことができた。チームにとって素晴らしい結果だ。彼らは本当に一生懸命に働いている。もっと結果を出せることを願っている」