ロビン・フラインスが、フォーミュラ・ルノー・3.5のデビューシーズンでタイトルを獲得した。ロビン・フラインスは、2010年のフォーミュラBMW、2011年のフォーミュラ・ルノー2.0 ユーロカップに続き、3年連続でタイトル達成。フォーミュラ・ルノー2.0と3.5を連続で制覇したのは初の偉業。また、フォーミュラ・ルノー3.5をデビューシーズンに制したのはロバート・クビサ以来となる。
首位のジュール・ビアンキから5ポイント差で最終戦バルセロナをむかえたロビン・フラインスは、レース1を3位でフィニッシュ。ジュール・ビアンキは7位となり逆転。レース2ではジュール・ビアンキをリタイアに追い込んだクラッシュでペナルティを科せられてノーポインで終わったが、最終的に4ポイント差をつけてチャンピオンシップを獲得した。すでにザウバーから若手ドライバーテストに参加することが決定しているロビン・フラインスだが、フォーミュラ・ルノー3.5のタイトル獲得の褒章として、レッドブルでの若手ドライバーテスト参加が与えられる。ロビン・フラインス「ロバート・クビサ以来のチャンピオンシップを獲得したルーキーだし、冬のテスト以降、フォーテック・モータースポーツと一緒に成し遂げた素晴らしい仕事のでおかげでここにたどり着くことができた。今の目的は、レッドブルとザウバーとのテストすることで開始するF1だ。この世界は何も与えてくれないし、3つのタイトルを獲得しても簡単なことではない。でも、僕たちはそれに取り組んでいる」関連:・ロビン・フラインス 「ザウバーでのF1テストはキャリアにとって重要」・ザウバー、グティエレスとフラインスを若手テストに起用