リオ・ハリアントは、バルセロナテスト3日目にマノーのF1ドライバーとしてトラックデビューを果たした。インドネシア人初のF1ドライバーとなるリオ・ハリアントは、MRT05で78周を走行した。「今日は本当にすごい一日になった。僕にとっても母国インドネシアにとってもね」とリオ・ハリアントはコメント。
「もちろん、前にもF1マシンのテストドライブをしたことはあるけど、レースに出ると保証された状態で走ったことは一度もない。すべてがリアルだったし、やっと来たって感じで興奮している」「僕が初めてのF1グランプリに挑むメルボルンまではあっという間だ。本番ではものすごい気持ちになって感動するだろうね。マシンの中では集中しなければならないことが多いし、過去2日からのプログラムを引き継ぎ、いろんなセットアップを施したマシンの挙動に慣れるように、たくさんの作業に取り組んだ。本当に感触は良いし、評価や収集データをもとにかなり進歩している」午前中、リオ・ハリアントは、ターン5でスピンを喫してグラベルでストップしている。「小さなミスをしてしまった。クルマにダメージはなかったし、午後にまた走ることができた」とリオ・ハリアントはコメント。「多くの人々がまわりで働いてくれていると感じている。以前のカテゴリーと比較するとかなり異なるし、異なるフィーリングだ。多くの人々が多くの努力を注いでいる」昨年のアブダビでのポストレーステストでMR03Bを走らせたリオ・ハリアントは、2015年のマノーと比較して、MRT05が相当なステップを果たしたと感じている。「ミッドフィールで走行するチームになることが今年のマノーのゴールのひとつだ。僕たちは日々改善していると思うし、もっとパフォーマンスを発揮できると思う」関連:2016年 F1バルセロナテスト3日目:フォース・インディアがトップタイム
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